日系唯一のシンガポール法律事務所としての使命
当事務所は、シンガポールで唯一、シンガポール法に基づく代理・助言を単独で行うことが認められた日系法律事務所であり、日本で唯一、シンガポール法を専門とする日系法律事務所です。
代表弁護士は、日本人として唯一シンガポール法弁護士資格を有しており、企業法務、国際取引、訴訟・仲裁、規制対応から刑事事件まで、幅広い分野で豊富な実績を重ねてまいりました。弊所代表弁護士は、日本でシンガポール法の助言・代理を認められた唯一の日本人弁護士です。
他の日系法律事務所との違い
現在シンガポールには、複数の日系法律事務所が存在します。しかし、これらの事務所はいずれも日本法や国際取引に関する助言は可能な一方、シンガポール法に基づく助言や現地裁判所での代理は認められていません。これらの事務所のライセンスでは、単独でシンガポール法に関する包括的なリーガルサービスを提供することが制度上制限されているためです。
これに対し当事務所は、シンガポール法に基づく契約書作成、規制当局対応、現地裁判所・仲裁での代理など、真に現地法に根差したサービスを提供できる唯一の日系事務所です。この点こそが、他の日系事務所にはない大きな違いであり、クライアントにとっての安心と実効性につながります。
アジア・世界に広がるネットワーク
当グループはシンガポール・東京に拠点を置くだけでなく、各国の法律事務所、会計事務所、コンサルタントと強固なパートナーシップを構築しています。これにより、アジア各国に進出する日本企業の皆さまが直面する複雑な法務課題にも、現地の実務慣行を踏まえた実践的なアドバイスを提供しています。インドネシアの投資規制、ベトナムの製造業進出、タイやマレーシアの労務・規制対応、フィリピンにおけるBPO関連事業などの東南アジアでの法務相談をはじめ、欧米も含め、各国特有の課題に対応できる体制を整えています。
グループ制による総合的なサポート
当グループとして、法務の枠を超えたトータルサポートを提供しています。
- Lotus Law LLC：シンガポール法代理・助言
- ロータス・リーガル・アジア外国法事務弁護士事務所：日本におけるシンガポール法代理・助言
- Lotus Corporate Advisory Asia Pte. Ltd.：法人設立、ビザ申請、秘書役業務などのコーポレート支援、アジア・世界への展開をアドバイザーとして支援
このように、法務のみならず事業展開に不可欠な会社運営の実務まで一体的に対応できる点が、当グループの大きな特徴です。
実績と強み
当事務所弁護士は、M&A、ジョイントベンチャー、上場準備案件、規制当局との折衝、雇用・労務紛争、国際仲裁、商事訴訟、さらには刑事事件まで、多様な案件に関与してきました。クライアントは、日本の上場企業、PEファンド、スタートアップ、中小企業、シンガポールに居住する個人・駐在員に至るまで幅広く、業種もIT、金融、不動産、製造、ヘルスケア、教育と多岐にわたります。
特に、データ保護法制（PDPA）、金融当局（MAS）や労務当局（MOM）の規制、スタートアップの資金調達やライセンス取得など、先端分野での豊富な経験があります。
人権保護への取り組み
当事務所は、日本国大使館とも連携し、在留邦人の皆さまの人権保護にも積極的に取り組んでいます。トラブルや犯罪被害に巻き込まれた際の刑事弁護、生活上の法的問題の解決など、日本語で安心してご相談いただける環境を整えています。
私たちの理念
当事務所は、クライアント一人ひとりのニーズに即したオーダーメイドの法務サービスを提供することを理念としています。「シンガポール法を助言・代理できる唯一の日系法律事務所」「アジア・世界展開を支援するパートナー」として、企業と個人の皆さまが安心して活動できるよう、確かな法的基盤を支えることを使命としています。